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カテゴリ:書評執筆( 4 )


2013年 11月 21日

【書評掲載】『モルフォロギア』2013.11.14

【書評掲載】『モルフォロギア』2013.11.14

「ゲーテ自然科学の集い」の学会誌『モルフォロギア』ゲーテとスピノザ主義特集に、夏に執筆した書評が掲載されました。前田富士男先生の著書『パウル・クレーの造形宇宙』の書評『クレーの造形宇宙をとおして現前する「色彩のオーバーラップ」』。

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by toshiya-motai | 2013-11-21 04:06 | 書評執筆
2013年 08月 13日

【藤野アトリエ】「草稿完了。点の集中から異なる次元」2013.08.13

【藤野アトリエ】「草稿完了。点の集中から異なる次元」2013.08.13
締め切りが迫っていた原稿、昨日草稿やっと完了。PC脇の書き机は本がうずたかく積まれていくばかりの2週間だった。

時折集中して原稿と取り組むことがある。その都度不思議な空間体験の意識が覚醒される。
それは長時間ほとんど机の前に座り、PC画面とA4以下の紙面の中のみを行き来するきわめて極小な空間でのいわば点のような活動なのだが、それがなぜかとてもとても広大な場に行っていたような感覚として保管されているのだ。
本来、点には運動性が認められない。だがそれは点の打たれる仮想の平面が前提になっていて、その平面上においては確かに点の移動性は認められないことになる。が同時に人は点に集中性を見出す。それはその平面に直交する運動で、定点の視点からの異方性においてそれは見逃されてしまう運動性なのである。
読むという行為は線的運動である。小さな紙片上の小さな線運動に、考えること、集中という前後方向への移動運動を加え、積み重ねられた書籍層の不透明な各層を半透明化し、それぞれの層上に仮象された空間をオーバーラップさせる。それは点にいながら現実の空間をやすやすと超え、地球上を移動する、さらに隔てられている異なる時代区分へも、そして多くの芸術家、思想家が制作、著述に際し想定していただろう、時にイデアなどとも呼ばれる、もう一つの世界、そこへの移動と滞留。広大な場と感じられたのは、そこまで拡張された空間、次元だったのだろう。

点と集中を考えていた時、なぜか、幼い頃の暑い夏の日、太陽の陽光を虫眼鏡で白い紙に集めていた時、まぶしいその紙面に小さな黒い点が突如現れた次ぎの瞬間、間もおかず白い煙が揺らめきながら立ち上がったその時、紙の面に穴があけられたその時の光景が浮かんだ。
空間が破れたその時、現れたのは異なる次元・・・・。

その間、庭では、今年最後の4輪目の蓮が咲く。

計画が遅れていた制作。まずは壁面にキャンバスを掲げる、今回は壁面最上部に、先ずは地塗りから。


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by toshiya-motai | 2013-08-13 16:15 | 書評執筆
2013年 07月 10日

【藤野アトリエ】「色彩本2冊」2013.07.08

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 【藤野アトリエ】「色彩本2冊」2013.07.08
最近2冊の色彩に関わる本『色彩からみる近代美術 ゲーテより現代へ』と『色の不思議世界』が相次いで届いた。
『色彩からみる近代美術 ゲーテより現代へ』前田富士男編 三元社。「ゲーテ自然科学の集い」でご指導いただき大変お世話になっている慶応義塾大学名誉教授前田先生の著書。本書は慶応大美学美術史のご退職に際する退任記念論文集でもある。門下の研究者からの提案を受けた先生はご自身の近代絵画論の再構築へ、色彩研究の立場から「近代芸術における色彩の果たした重要性を明らかにする研究書」を望まれたとのこと。前田先生に薫陶を受けた僕らもよく知る学芸、研究者など多くの門下の方々が寄稿した大書、装丁の「色彩」の文字が金に輝き光となり眩さを放っている。全600頁中実に80頁を超える索引と用語集が割かれている。「学問」とは何か。「学究」の深さを物語っている。
『色の不思議世界』小町谷朝夫著 原書房。著者、小町谷先生は長年日本の色彩研究の中心にいらっしゃる方、論考には触れてはいるもののまだ面識はないが、現在博士課程在籍のお弟子さんからお送りいただいた。
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by toshiya-motai | 2013-07-10 09:07 | 書評執筆
2009年 12月 30日

【書評執筆】「生を喚起するモルフェーの照射『かたちの詩学』」

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『モルフォロギア』31号2009

(学会誌:ゲーテ自然科学の集い)に

向井周太郎著『かたちの詩学Ⅰ・Ⅱ』(中公文庫)の

書評:「生を喚起するモルフェーの照射『かたちの詩学』」執筆掲載


「生を喚起するモルフェーの照射『かたちの詩学』」(PDF書類)
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by toshiya-motai | 2009-12-30 13:43 | 書評執筆