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2013年 07月 27日

【公開対談】対談 母袋X梅津「フォーマート・世界の切り取り方―青梅をうけて」2013.07.26

対談 母袋俊也X梅津元「フォーマート・世界の切り取り方―青梅をうけて」2013.07.26
7月26日(金)東京造形大学3-202.202教室にて、梅津元氏(埼玉県立近代美術館・主任学芸員)をゲストに母袋俊也との対談が行われました。2012.12.1~2013.1.27まで青梅市立美術館にて開催された 《コレクションx母袋俊也 世界の切り取り方―縦長か横長か、それが問題だ》展の関連企画として1月14日に開催された梅津氏との対談をうけ、〈フォーマート問題〉そのもの、〈フォーマートと絵画の生成〉、また〈絵画が切り取ろうとする世界〉、〈その世界と絵画、それを受容する人との関係〉問題をさらに深化させたいとの思いから実現した。
本対談は、紀要『東京造形大学研究報2014』に研究論文「《コレクションx母袋俊也 世界の切り取り方―縦長か横長か、それが問題だ》展の記録と考察」として収録予定です。

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by toshiya-motai | 2013-07-27 16:50 | レクチャー
2013年 07月 10日

【藤野アトリエ】「色彩本2冊」2013.07.08

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 【藤野アトリエ】「色彩本2冊」2013.07.08
最近2冊の色彩に関わる本『色彩からみる近代美術 ゲーテより現代へ』と『色の不思議世界』が相次いで届いた。
『色彩からみる近代美術 ゲーテより現代へ』前田富士男編 三元社。「ゲーテ自然科学の集い」でご指導いただき大変お世話になっている慶応義塾大学名誉教授前田先生の著書。本書は慶応大美学美術史のご退職に際する退任記念論文集でもある。門下の研究者からの提案を受けた先生はご自身の近代絵画論の再構築へ、色彩研究の立場から「近代芸術における色彩の果たした重要性を明らかにする研究書」を望まれたとのこと。前田先生に薫陶を受けた僕らもよく知る学芸、研究者など多くの門下の方々が寄稿した大書、装丁の「色彩」の文字が金に輝き光となり眩さを放っている。全600頁中実に80頁を超える索引と用語集が割かれている。「学問」とは何か。「学究」の深さを物語っている。
『色の不思議世界』小町谷朝夫著 原書房。著者、小町谷先生は長年日本の色彩研究の中心にいらっしゃる方、論考には触れてはいるもののまだ面識はないが、現在博士課程在籍のお弟子さんからお送りいただいた。
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by toshiya-motai | 2013-07-10 09:07 | 書評執筆
2013年 07月 04日

【制作活動】《V・Misogihagi》

《M446 V・Misogihagi 1》~《M449 V・Misogihagi 4》 each 182x45cm 2013
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《M445 Stephan2012》に引き続きの〈バーティカル〉系の試みである。
2012年6月に福島現代美術ビエンナーレの下見に出向いた福島空港公園では、手入れの怠ったむしろ放置されたかのような印象を受けながらも、同行してくれたWさんにも聞けないショウブ苑だった。夏Fukushima で垂直性を切り取る現場となったショウブ苑は八橋の下には群をなして小さな紫の花が咲き乱れていたのだった。
勿論《絵画のための垂直箱窓-FUKUSHIMA》の窓はその再生の姿を切り取ることとなった。
その後、名を知らなかった美しいその花は「千屈菜‐ミソハギ」と植物図鑑で知った。
またそこには「千屈菜の群れ咲く波の声もなし」と石原八束の句が紹介され、植物名ミソハギの由来には禊が詰まったものともあった。その句、命名はいろいろな画像を連想させたのだった。作品タイトルでは再びミソギをとりMisogihagiとした。

【藤野アトリエ】2013.07.01
随分、長いことかかってしまったが、〈バーティカル〉系4作がやっと完成にたどり着いた。
いつも思うのだが、「絵というものは本当に難しい。」
「絵の完成というものほど難しいものはない。」
殊に今回のように発表の予定のない場合、いわば締め切りのない場合は尚のことだ。
絵を描くことは答えのない答えを求めていくという終わりのない仕事なのだろう。
だがそれ以上に絵を困難にさせるのは、上手く言うことは本当に難しいのだが、それは“絵が動く”こと、“絵が運動する”ことによるのである。観る固体の主観によって、または設営される環境によって、絵は動く。それを促すものは「色彩」であり「像のプンクトウム性」なのだ。
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by toshiya-motai | 2013-07-04 02:16 | 制作活動