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母袋俊也 Official Web Site / News

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2010年 11月 07日

【展覧会】 「アートプログラム青梅 2010 循環の体」

「アートプログラム青梅2010 循環の体」  http://www.art-program-ome.com/
が10月16日から11月28日まで開催されています。【展覧会】 「アートプログラム青梅 2010 循環の体」_b0143239_1243436.gif

出品作家:

岡本信次朗、母袋俊也、山口啓介、藤井博、岡崎乾二郎、王舒野、原田丕、為壮真吾、大浦雅臣、戸谷成雄、白井忠俊、作間敏宏,土田俊介、上村卓大、越智彩、水上嘉久


東京造形大学出品者:

磯邉寛子、大城夏紀、榊貴美、佐藤賢、佐藤真吾、佐藤理恵、滝川おりえ、野坂紗智、藤原佳恵

 




本展では、08年にINAXギャラリーでの個展に出品した横長な作品「TA・KY OB AS HI」を、青梅市立美術館のガラスケース内への展示を試みています。
横長フォーマート,偶数連結の”TA”系シリーズは、もともと障屏画の構造を参照にしつつ展開してきたことを考えると、日本画専用のガラスケースへの展示もある必然でもあるのだろう。
モデルであった京橋からの想念上の関東平野の風景には、水平性の画面に多摩の山々が描かれていたのですが、2年後、西のはずれに絵が移され京橋方面と対面しているような、今回の展示試みはなんとも不思議な感覚を覚えています。
    【展覧会】 「アートプログラム青梅 2010 循環の体」_b0143239_1314424.gif【展覧会】 「アートプログラム青梅 2010 循環の体」_b0143239_1443572.gif












 



「M377 TA・KY OB AS HI」
青梅市立美術館

# by toshiya-motai | 2010-11-07 14:05 | 展覧会
2010年 07月 17日

【制作活動】 「《絵画のための見晴らし小屋》 再生プロジェクト」 始動

【制作活動】 「《絵画のための見晴らし小屋》 再生プロジェクト」 始動_b0143239_517134.gif


「絵画のための見晴らし小屋 再生プロジェクト」 始動

1999年の”Fujino国際アートシンポジウム”に際して、藤野の造成地跡に設営した《絵画のための見晴らし小屋》は、その第1作以来「シリーズ」として、藤野、新潟県川西町(現十日町市)、長野県辰野町など、それぞれのサイト性に呼応するかたちで断続的に制作され、その中で現在 5作が現地で設営されています。
それぞれは、経年による劣化、損傷の状態が散見され、そこで修繕、大幅な形体の変更や移設も含め、再生に向けて順次段階的に再生プロジェクトをすすめていくことになります。
今後、随時 「《絵画のための見晴らし小屋 》再生プロジェクト レポート」として報告していきます。




「再生プロジェクト《絵画のための見晴らし小屋》」 レポート1
【制作活動】 「《絵画のための見晴らし小屋》 再生プロジェクト」 始動_b0143239_7443256.gif第1作《絵画のための見晴らし小屋》の損傷は、11年の歳月を経て激しかった。特に長年の横風を受け、アプローチは大きく変形していて、修繕は急務であった。
同時に、もともと不法投棄の歴史を持つその土地の蘇生を目指す現在の地権者であり、藤野倶楽部を主宰する桑原敏勝氏の一連の活動に共鳴するかたちで、本プロジェクトは藤野倶楽部のサポートを受け、《絵画のための見晴らし小屋》は敷地内での移設、変形の激しかったアプローチ部を切り離し、、大幅な形体の変更も試みられる。








【制作活動】 「《絵画のための見晴らし小屋》 再生プロジェクト」 始動_b0143239_845537.jpg2010年3月 《絵画のための見晴らし小屋》本体からアプローチ部を切り離し、移設にむけて基礎から離脱、暫定的に横置きする。

2010年6月12日 設営場所 整地、採石。











【制作活動】 「《絵画のための見晴らし小屋》 再生プロジェクト」 始動_b0143239_169534.gif2010年6月16日 コンクリート基礎工事。
藤野倶楽部 佐々木氏、ユンボ鈴木氏により完成。










【制作活動】 「《絵画のための見晴らし小屋》 再生プロジェクト」 始動_b0143239_16241091.gifコンクリート基礎に横置きされる《絵画のための見晴らし小屋》











【制作活動】 「《絵画のための見晴らし小屋》 再生プロジェクト」 始動_b0143239_16282435.gif2010年6月20日 《絵画のための見晴らし小屋》の設営される小山に続く階段部を大谷石で設営。
アシスト:東京造形大学、学部生 蝦名貴徳、今井貴広君。

当日午後には、県立藤野芸術の家 に移動、《絵画のための見晴らし小屋・芸術の家》の床修復。









【制作活動】 「《絵画のための見晴らし小屋》 再生プロジェクト」 始動_b0143239_16415893.gif2010年7月2日 クレーンにより《絵画のための見晴らし小屋》 コンクリート基礎に設置、「窓」と「風景」の微妙な位置調整を経て、アンカー固定。
藤野倶楽部 佐々木さん、関戸さんの見事なクレーン操作、桑原さんのアドバイス、アシストを得て完了。









【制作活動】 「《絵画のための見晴らし小屋》 再生プロジェクト」 始動_b0143239_16555719.gif今後、床面の修復、室内窓部の修正、階段踊り場、アプローチ、など形体全体の変更も含め、再生計画は進められていく。(2010.7.17)













「再生プロジェクト《絵画のための見晴らし小屋・芸術の家》」レポート1


【制作活動】 「《絵画のための見晴らし小屋》 再生プロジェクト」 始動_b0143239_10555031.gif県立藤野芸術の家施設内設置の 《絵画のための見晴らし小屋・芸術の家》は、床の損傷が認められた。











【制作活動】 「《絵画のための見晴らし小屋》 再生プロジェクト」 始動_b0143239_10261872.gif2010年6月20日、床面を一段高く,桟をいれ床面を張りなおす。
アシストは東京造形大学の蝦名貴徳君と今井貴広君、彼らは、午前《絵画のための見晴らし小屋》の周辺の階段設営の後移動、床張替え作業を手伝ってくれる。









【制作活動】 「《絵画のための見晴らし小屋》 再生プロジェクト」 始動_b0143239_10355953.gif2010年7月17日、階段踊り場の床張替え、いすの高さ調整、塗装作業。
県立藤野芸術の家、事業、工房担当マネージャーの雄長浩二氏のサポートを得ての作業。









【制作活動】 「《絵画のための見晴らし小屋》 再生プロジェクト」 始動_b0143239_1042460.gif床面張替えにより、フロアーライン、すなわちGLが14cm高くなった。
それを是正するため椅子の座位を14cm低くする。正確な視点場、高低の確保に留意しての作業後、塗装。











【制作活動】 「《絵画のための見晴らし小屋》 再生プロジェクト」 始動_b0143239_10571265.gif修復完了後の《絵画のための見晴らし小屋・芸術の家》
2010.7月19日

# by toshiya-motai | 2010-07-17 09:00 | 制作活動
2010年 07月 02日

「アートのみかた」 村田真 著 BankART1929 出版

「アートのみかた」 村田真 著 BankART1929 出版_b0143239_752280.gif村田真氏著「アートのみかた」がBankART1929より出版されました。

本書は、著者がウェブマガジン「artscape」に展覧会レヴューを書き始めた1999からの10年間に掲載した展評の約半数を500ページにまとめたものである。それぞれは短文、平易な語り口調で書かれ、時に辛辣でもある。だがこれは美学、美術史を出自としない著者が、ややもすると批評がその専門性の内部にのみ深化しようとすることを緩やかに遠ざけ、外部に身をおく立場を貫こうとするスタンスの現われでもあり、結果 美術の本質に切り込み 様々な様相が顕現されている。

母袋俊也展の掲載は、75,189,239,455,498ページ。

# by toshiya-motai | 2010-07-02 07:40
2010年 05月 09日

【展覧会】 母袋俊也 《TA・TARO》 展 :上田

母袋俊也 《TA・TARO》展
2010年5月5日(水)~6月6日(日)
10:00~18:00(最終日15時まで)
(木曜休廊)

夢の庭画廊
長野県上田市前山264-3
TEL 0268-38-3236

【展覧会】 母袋俊也 《TA・TARO》 展 :上田_b0143239_16204641.jpg【展覧会】 母袋俊也 《TA・TARO》 展 :上田_b0143239_16283935.jpg














5月5日より上田市,夢の庭画廊にて母袋俊也《TA・TARO》展が6月6日まで開催されています。
今展は、上田の風景をモデルに制作した”TA系”作品の出品。
展覧会タイトルでもある《TA・TARO》は4枚組、非中心性偶数連結画面に、中心性のある"太郎山"の画像表現を縦のタッチで試みた。
出品作:
《TA・TARO 》 150x250cm(4枚組)
《TA・ UEDA 》  90x600cm(4枚組)
《TA・ Kohjinyama》  70x320cm(4枚組) 他

エッセイ:「《TA・ TARO》風景からの視線」(PDF書類)

夢の庭画廊は、バラ園と陶工房を併設し、戦没画学生作品収蔵の「無言館」や日本近代夭折画家、関根正二、村山槐多らのデッサン収集で知られる「信濃デッサン館」のある丘陵に位置します。
【展覧会】 母袋俊也 《TA・TARO》 展 :上田_b0143239_18253177.jpg
【展覧会】 母袋俊也 《TA・TARO》 展 :上田_b0143239_1825583.jpg【展覧会】 母袋俊也 《TA・TARO》 展 :上田_b0143239_18263656.jpg

# by toshiya-motai | 2010-05-09 16:45 | 展覧会
2010年 04月 20日

【 Website 】 バイリンガル化完了

【 Website 】  バイリンガル化完了_b0143239_23142087.gif
本Website:母袋俊也オフィシャルウエブサイト toshiya-motai.com

の和英バイリンガル化が翻訳家南平妙子さんのもとで完了しました。

カバーしている範囲は、PROFILE,WORKS、BIOGRAPHYの全体とTEXTの一部です。

ことに"膜状化”などの僕による造語を含む厄介な訳では、

随分と南平さんにはご苦労をお掛けしました。

# by toshiya-motai | 2010-04-20 23:27 | Website